[Notes/Domino] R6から丸め誤差が発生する
R6から、浮動小数点の演算を行った場合、循環小数になってしまう場合があるようです。
たとえば、以下のような計算を行った場合、
70.5+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1+0.1
R5での結果
71.6
R6での結果
71.5999999999999
のようになります。@関数式 でも LotusScript でも同じ結果となります。
これは、丸め誤差と呼ばれるものらしく、R6から IEEE 754 に準拠したために発生したもののようです。
R6のほうが標準に準拠していると言えるのですが、R5と動作が変わっているので注意が必要です。
回避策としては、@Roundを使うか、いったん整数に直して演算してから小数点に戻すしかなさげです。
コメント
コメントはありません
※コメントは承認制となっております。管理者が承認するまで表示されません。申し訳ありませんが、投稿が表示されるまでしばらくお待ちください。