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[雑記] オーケストラ・ナデージダ 第5回演奏会 に行ってきました

2月26日(土)に、オーケストラ・ナデージダ第5回演奏会に行ってまいりました。もはや誰も見ていないとは思いますが、勝手にレビュー(というか単なる日記の箇条書き)。


  • 観客の入りは、前回と同じくらい? ちょっと増えたような気もしましたが、気のせいかもしれません(> <)
  • 入場時にやたらと宣伝パンフレットをもらいました。「ロシア文化フェスティバル」のパンフレットがすごい気合が入っていて、ちょっとした冊子になってました。この冊子の表紙がビニールコーティングされていて、ちょっと固かったからか、わたしは指をすぱっと切って負傷してしまい、クラシックコンサートでまさかの流血(^^;;; あまりのドジさ加減に、一人で笑っていました < 不審人物
    (まぁ、全然たいした怪我じゃなかったですが。)
  • 今回、ボルトキエヴィチ以外はすべて初めて聴く曲。アンコールの曲も知りませんでした(涙 (後で調べたところ、シベリウスの『春の歌』という曲らしいです。これもいい曲だった……。)
  • 最初に演奏された、ペルト『ベンジャミン・ブリテンへの哀悼歌』は、題名のとおり、レクイエムの曲。チューブラーベルの音がとても印象的でした。わたしの好きなリヒャルト・シュトラウスの『変容』とちょっと雰囲気が似てるかも。
    演奏は、出だしのヴァイオリンがちょっと単調だったのが惜しかったなぁと思います(個人的には、もう少し弱くゆっくりとヴィブラートを効かせて欲しかった)。気になったのはそれくらいで、全体としては深い深い悲しみが伝わってくる素晴らしい演奏でした。
    (この曲は(CDパクりじゃないやつが) YouTube にあったので、参考として貼っておきます。こんな曲が日本で生で聴けちゃうんですよ! この動画と比べると、全然迫力が違いました。)

  • ボルトキエヴィチの『ピアノ協奏曲 第1番』は、知ってる曲だけあってじっくりと楽しめました。やっぱりCDで聴くのとは全然違って、迫力がありますね。第1楽章と第3楽章のテーマの部分では涙が出るほどでした。石岡さんのピアノもとても素晴らしかった!
  • アッテルベリの『交響曲 第2番』は、第2楽章のメロディが素敵でした。あと、ピアノがオケの単なるパートとして使われているのがちょっとかわいそうでした(^^; (こういう扱い方は珍しいことではありませんが、生で見ると「もったいない」と思ってしまう……) 初聴だと鳥頭と呼び声の高い管理人はすぐ忘れちゃうので、CD出して欲しいな~。(もしくは NAXOS で配信するとか。NAXOS は好事家が多いから、いいと思うんだけどな~。)
  • 曲以外で印象的だったのは、わたしの周りに座っていた観客がノリノリだったこと(^^; 隣の人は、半ば自分で指揮されていました(^^;; みなさん、音楽を愛していらっしゃる方ばかりなんだなぁ~と感心しきり。

今回も全体としてとてもレベルが高い演奏でした。オケの人たちの熱意がこちらに伝わってくるようで、「感動」というのはまさにこういうことなのだなと感じられる演奏でした。こんな演奏を聴かないなんてもったいなですよ!

あえて苦言を呈するとすれば、弱音部分に若干の乱れがあったことでしょうか。楽器をやったことがある人ならわかるかと思いますが、弱音の演奏ってとても難しいですからね。まあ、そんなことは些末なことですけど。

(おまけ)
ボルトキエヴィチ『ピアノ協奏曲 第1番』の楽譜はこちらからダウンロードできます。7~8、29~30、33~37、59~60 ページあたりを拾い弾きする程度ならそれほど難しくありませんので、おすすめです。

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