[名曲紹介] グリーグ: ホルベアの時代から Op.40
わたしが生まれて初めて自分のお小遣いで買ったCDが、エドヴァルド・グリーグの『ペール・ギュント組曲』でした。たしかあれは小学六年生だったと思います。音楽の授業だったかで『ペール・ギュント組曲』の一部を聴いて、どうしても全曲聴きたくなって、CD屋になけなしのお小遣いを握り締めて買いに行ったものでした。
買ったのは『ペール・ギュント組曲』が目的だったし、それを聴いて満足もしたのですが、時間が経つにつれて、そこにカップリングされていた『ホルベアの時代から Op.40』(ホルベルク組曲)のほうが好きになっていきました。以来、わたしの中では、好きなクラシック・ベスト10に入れたいくらい愛着のある曲になっております。
『ホルベアの時代から』は全5曲から成っています。弦楽合奏バージョンのほうが非常に有名ですが、もともとはピアノ独奏曲です(わたしもこの事実は最近知りました(^^; 今回紹介するのは弦楽合奏バージョンです)。どれも美しい曲ですが、わたしが偏愛しているのは2曲目の「サラバンド」です。この曲を聴くと、なんだか慰められたような気分になります。癒しを求めている人は、是非聴いてみてください。
試聴
1. 前奏曲
2. サラバンド
3. ガヴォットとミュゼット
4. アリア
5. リゴードン
NAXOSのアカウントをお持ちの方は、こちらから高音質バージョンを試聴できます。
楽譜
IMSLPから入手できます。ピアノが弾ける方は、ピアノバージョンをダウンロードするとよいと思います。(わたしはIMSLPを知らないころにバカ高い輸入版を買ってしまいました……(涙))
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