[名曲紹介] ゲーゼ: アルバムの綴り
ニルス・ゲーゼはデンマークの作曲家。グリーグよりも一世代ほど前に活躍した、北欧では重要な作曲家の一人ですが、日本人にはあまり馴染みがないかと思われます。
ゲーゼの作風は、古典派とロマン派の中間に北欧テイストをまぶしたような感じ、とでも表現すればよいでしょうか(どんな表現だ)。形式的にはやや古臭い気がしますが、旋律は美しいものが多く、北欧の香りが感じられます。国は違えど、グリーグらの源流となっているのがはっきり感じ取れるのではないかと思います。
今回は、ピアノ小品の中から、『アルバムの綴り』をご紹介。1曲目が特に管理人の好みです。素朴ながら、胸にじーんとくるものがありますね。弾くときは、瞑想曲風に弾くことをおすすめします。
試聴
またしても Philip Sear 氏の動画がひっかかりました(^^; マイナーな曲だと、本当に遭遇率が高いです(^^;;;
NAXOS のアカウントをお持ちの方は、こちらから高音質バージョンを試聴できます。
楽譜
IMSLP には2曲目しかありませんでした(x_x) 必死に捜索したところ、こちらに1曲目の楽譜がありました(^^)v (リンク先ページで「Albumblad」のリンクをクリックしてください。)
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