[名曲紹介] ショパン: ワルツ 嬰ヘ短調 「憂鬱なワルツ」 (遺作)
ショパンを知らない人はほぼいないと思われますが、20番目のワルツとされる嬰ヘ短調のワルツを知っている人はどれくらいいるでしょうか。
すみません、わたしもつい最近まで知りませんでした(汗
まあそれもそのはず、この作品は最近発見されたらしく、コルトー版・パデレフスキ版・ヘンレ版・全音版・春秋社版のいずれの版にも載っていません。
全音の遺作集にも無かったので、わたしは全くノーマークでした。
おまけに、ショパンの作品であるかどうかはかなり疑わしいようで、弟子が作曲した可能性があるとのこと。
たしかに聴いてみると、どこか「ショパンを真似ました」的な感じがするようなしないような……。(わたしの個人的な感想としては、ショパンの真作ではないような気がします。)
ともあれ、そんな微妙な立ち位置のこの曲ですが、曲自体はとても美しいので、今回紹介することにいたしました。
誰が作曲したかどうかは抜きにして、その美しいメロディを存分に味わってください。
試聴
楽譜
血眼になって探した結果、Piano Society にあるのを発見しました(^^)v。リンク先のページ最下部に「Sheet waltz no.20」というリンクがありますので、そちらからダウンロードしてください。
コメント
「憂鬱なワルツ」の楽譜、探すの諦めていたんですが、ほんとにありがとうございます。「血眼」になるくらい楽譜を熟読し、一生懸命練習します。
Posted at 2009/05/08 11:37 AM by ヤスヒロ
ヤスヒロさん、コメントありがとうございます! 🙂
お役に立ててとってもうれしいです。
練習がんばってください! 😀
Posted at 2009/05/08 11:17 PM by takenoff
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