[Notes/Domino] $KeepPrivateフラグが意図せず立ってしまう問題の回避方法
個人情報保護が声高に叫ばれている今日、ACLの「文書を複製またはコピー」権限を外さざるを得ないケースが多くなってきているかと思います。「文書を複製またはコピー」権限は便利ですが、いろんなことを一気にできなくするので、かなり不便です(x_x)。(そのわりに、ビューの表形式コピーが出来てしまう抜けがあったりして、とってもお茶目な機能ですが。)もうちょっと権限分けろよ、という感じです。
さて、数々のイケてない点に目をつぶるとしても、ほとんど不具合と呼んでもいいくらいの困ったことがあります。それは、「文書を複製またはコピー」権限が無いユーザーが文書を作成すると、自動的に $KeepPrivate に "1" がセットされてしまうという問題です。
これがなぜ困ったことになるかというと、ユーザーA は コピー・印刷などを不可にし、ユーザーB はコピー・印刷などを可にする場合、ユーザーB は ユーザーA が作った文書をコピー・印刷などをすることができなくなるからです。一般ユーザーは不可、DB管理者は可とするケースは多いと思いますので、これは大変困ります。
これを回避するには、フォームに $KeepPrivate フィールドを表示用の計算結果として作成し、Value は "" にするだけでOKです。こうすれば、「文書を複製またはコピー」権限が無いユーザーが文書を作成した場合も、$KeepPrivate フィールドは作成されないようです。
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