[名曲紹介] バルトーク: シク地方の3つの民謡 Sz.35a
ほぼ1年ぶりにバルトークの作品をご紹介。バルトークは民俗音楽の第一人者として知られていますが、今回はその中から『シク地方の3つの民謡 Sz.35a』を取り上げたいと思います。
民俗音楽とは、民族音楽とはやや異なり、庶民が日常的に口遊んでいる素朴な音楽を指します。日本でいえば、『さくらさくら』は民族音楽ですが、『指きりげんまん』『かごめかごめ』などの子供の遊び歌は民俗音楽、という感じでしょうか(間違ってたらゴメンナサイ)。
日本では小泉文夫が民俗音楽研究の第一人者として知られています。管理人は大学時代に、小泉文夫のお弟子さんという先生の講義を聴講したことがありますが、普段何気なく口遊んでいる唄や各地の民謡を「音楽」として聴くと、また違った発見があるのだな、と新鮮に感じた覚えがあります。
『シク地方の3つの民謡』は、バルトークがハンガリーの民謡から採取し編曲した民俗音楽の中の1つです。管理人は1曲目がとても好きで、たまに弾いています。ピアノが弾ける方は、ぜひ弾いてみてください。
試聴
楽譜
IMSLP からダウンロードできます。
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