[名曲紹介] ラフマニノフ: 交響曲 第2番 Op.27
ここらでラフマニノフの曲をご紹介。『交響曲 第2番 Op.27』はラフマニノフの作品の中でも屈指の美しいメロディの曲で、少し前に、ピアノ協奏曲に編曲したものが『ピアノ協奏曲 第5番』として CD が発売されたのは記憶に新しいところです。
ラフマニノフの交響曲は、第1番がキュイに酷評されてしまい、そのせいで神経衰弱となって作曲ができなくなってしまった経緯はあまりにも有名ですが、『ピアノ協奏曲 第2番』の成功によって立ち直ったとはいえ、次に交響曲を作曲する際の不安や情熱に並々ならぬものがあったことは、想像に難くないでしょう。そういう意味で、ラフマニノフの全てが詰まった作品と言っても過言ではないかもしれません。
この作品のピアノ編曲版は、2台のピアノ版が IMSLP にあるものの、ソロ版で無料のものは意外に見つかりませんでした。有料版は、松本さやかさんが第3楽章のみ編曲しておられます。上級者の方は、購入してみてはいかがでしょうか。
試聴
第1楽章~
~第1楽章
第2楽章~
~第2楽章・第3楽章~
~第3楽章・第4楽章~
~第4楽章
楽譜
ピアノソロ編曲版の楽譜は、第3楽章のみミュッセから購入できます。
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